01/25/*22 相棒のいない山

前回来たのは去年の11月。配管の水抜きの為1人で来たのに容態の悪くなった犬が心配で日帰りした。もう心配する犬もいないけど今回も日帰り......カミさんは東京に。

前回来た時に判明した鹿柵の不具合........。
年末に依頼した補修工事を確認の為にやって来た。

応急処置で入れなくなったハズなのに新しいフンが目につく。見回ってみたら敷地の奥でワイヤーが切れて柵がまた倒れていた。番線で補強してテキトーな処置だけして再び、プロに修理を依頼する。

それにしても犬の気配がなくなると野性の動物たちがここぞと侵入してくる、さすが人間の生息地区より外のワイルドサイドだけの事はあるそんなわけで今までの冬場の長期不在とはちょっと違った荒れ方をしているこの冬の場内。

16年一緒に暮らした紀州犬の宮(goo)が11月16日に死んで、2ヶ月ちょっと経ったけど未だにカミさんと2人、なかなか調子が元に戻らない。
この山は犬と暮らした想い出が詰まっている場所でもあるから荒れたままにはできない、春になったら植樹し直して(大方のいままで植樹した幼木は鹿に剥かれて全滅状態)建物の経年劣化で腐った各箇所を修繕して、キッチン棟内部の防寒性能もちょっと上げて(現在は壁の積み木の隙間から外が見える)もう少し長期滞在できるように改装をするか?

大変そうだけど、荒れてしまったこの場所をもう一度カミさんとやり直さなきゃな。僕らが時間と手間を掛けた、この場所が輝きを取り戻せるように。

と、今年初の川上村のデッキの上で年頭の決意などを一人語る。


追記、
1月30日でまる2年が経つ田渕さんのお墓に参ってからツリー・ヘッズに立ち寄って帰京。

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