前回に続き、またしても1ヶ月ちょっとのご無沙汰となってしまった。
去年からカミさんの母親の具合が悪いので一人っ子のカミさんは実家に帰っている事が多い。犬と自宅待機をしている週末が多くなってきた。
これまで8年間、よほどの事が無い限り週末は山に来ていたので週末を都内で過すとなると戸惑う。歌を忘れたカナリアか、比喩はこれでは無い方がよさそうな気がする。
多忙なカミさんを旨く誘い出し、やって来た川上村1泊でも僕らには確認しなければいけない事がある。
このデッキは設計段階からノースフェースの2mドームというジオデジック・ドーム理論で作られた8人用テントを張る為に作ったもの。デッキの大きさや冬場に張ったまま収納できるようにキッチン棟の天井高もすべて2mドームを基準にしてある。
でも始めの頃、キッチン棟の上に張りっ放しだったテントのフライシートは敷地背面のカラマツ林の松の木から出るヤニで薄黒く汚れて以来、張りっ放しの夢は消えた。木貼りデッキの上に黄色いドームがかっこ良かったのに残念。
雨対策の無い商品(エヴェレストのベースキャンプ辺りを想定している為、風、雪、には強いけど雨はダメ雨はエヴェレストでは降らないらしい)の為張りっ放しだとデッキ到着後、溜った雨水を外に搔き出す事から始めていた。
だからコットや寝袋もテントの中には置きっ放しには出来なかった、イチイチ出したり畳んだりでお得感がゼロ......というか面倒臭い。
そして、こうして都内でやり過ごす週末は画像検索しながら余計なデッキの改造計画の事ばかりをツイかんがえてしまう。と、画像検索で出て来た木製ジオデジック・ドームの温室用キット。テントの換わりにこれでいいじゃない。テキトーな感じゆえ精神性は高そうな外観。透明ビニール貼りだから星見ながら寝れる。雨対策しっかりすれば寝袋も置きっ放しにできる。木製フレームのビニールハウスだねヨーするに。
当初、輸入して組み立てようと思ったけど木製ならわざわざ輸入するよりこのデッキの工事監督だった金子さんに作ってもらおう!すぐ画像やページ送って見てもらった所、作れると言うから無茶振りながらお願いする事になった。彼とは最近お互いの "軍モノ趣味" がカブっている事が判明して以来、密度が高い。その製作中の木製ジオデジック・ドームの構成部材の精度の確認をする為に来た。クオリティーに問題なし。凄い、短期間でジオデジック理論の理解度深し。
この夏は星を見ながら置きっ放しの寝袋で寝れるか
(小林)
追記
バイヤー社のG.I. ベットを購入。
これも改造依頼中、畳んで運べるキャンプ用ベット
の世界最高の寝心地を目指している。