02/03/*13 ユマーリング......

えっ、展示会が火曜日からなのに行くんですか?
という空気感を背中に背負っての強行山行き。

どうしても来たかった お山......

展示会前なのになぜ?

発注していた木登り用品が届いたから.....ですわ
そう、道具だけ来ても先生来なきゃ出来ないと判っていても道具だけでも身に付けたりして馴れとかないと とイイ歳こいて、まったくひどい言い訳だ。木登り先生の竹内クンは春になってからしか来れないから暫くは天井に吊るしたロープでユマーリングの練習でもしてるか、馴れとくのは重要だよな。教えられてもロープワークは普段使わないからすぐ忘れちゃう、春まで持たない記憶力だから練習は必修。目の前に並べたホヤホヤの新品の用具たちだが木登りの用具とクライミングの用具は少し違う

まず、ロープ。
木登りで使うロープはスタティック・ロープと言って伸びないロープを使う。登山用のロープは伸びる事で落下時に衝撃を吸収してくれる、だから体がバラバラにならずに済む高所作業用のロープは伸びると怖いのでスタティック・ロープを使用する決まり。

そして、ハーネス。
これもクライミング用のモノと違ってとても頑丈に出来ている。樹上でのシッティング・ポジションが長い為ハーネスの各部のパッドが分厚いのが特徴。折角、高い所に登ったんだから長い時間座っていても楽チンな仕様、縦方向より横方向に動けるデザイン、そして重い。

最後はクライミングでは絶対に使わないスローライン。
小さな砂袋をヒモの先に結んで登りたい樹の枝に投げる、うまくヒモが枝にかかったらヒモにロープ結んで引き上げるとロープが枝にかかって準備O.K.。グランド・アンカー(ロープの端を樹の根元に縛る)をとったらユマーリングという行為で尺取り虫のように垂れ下がったロープを登って行くんだ。

そうすれば誰でも樹上生活者の視点を獲得できるが鳥にはなれないし飛べる訳でもない。だからヤルんだ、ユマーリング上手になる為に。

早く春にならないかね。

(小林)

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