腐食の為、腐って倒れた鹿柵とゲートの再設置工事が終わったと知らせがあり確認のために来た川上村。寒さもほどほどになった都内と比べまだまだ1500mあたりは雪も残り寒さも強烈だ。

スタッドレス履いた4輪駆動でなんとかデッキまで辿り着いたけどデッキ上も日陰は根雪がタップリ。トイレのドアも雪と氷が邪魔をして開けられない雪どかして、小型の斧でへばり付いた氷を割ってなんとかトイレは使用可能になった。

ボイラーに水入れたらバルブから水が漏ってるこれも治してもらわないとな。
水漏れしながらも、今回の滞在中は何とかお湯は使えそうだ。

キッチン棟からドームに上がると2カ所ビニールが破れていた、過去一度も破れた事が無かったのにこれも経年変化か、テープ貼って応急処置だけしてこれもプロに治してもらいましょ。

キッチン棟の内屋根に仕込まれている雨樋が詰まり流れなくなった水がカチカチに凍っているこれじゃ排水しないからキッチン棟の中に浸水して絨毯などが水浸しになっていた..........。絨毯を干して、その下のベタベタの床も乾かしその他濡れてしまったモノたちを日向で乾かしナタや斧の刃先の赤サビを取っていたら、もう夕方になっていた。

寝具だけは防水シートを被せていたから助かった。
寝具濡れていたらここで夜明かしは無理だったろうから敗北感もそこそこか。

今回は犬の宮（goo）がいなくなって初めて夫婦だけで来た山行き。
カミさんは来ることにあまり乗り気でなかったようだが飼い犬の不在ばかり嘆いていても仕方ないからなんとか連れ出してきて結果、それでよかった。

ここは僕ら夫婦がいろんな人に助けて貰いながら15年近くの時間と手間をかけて開墾した場所。これから迎える春にもう一度、壊れたところを治しながら、ここでもう少し時間を過ごせるようにしたい。

子供のいない我々夫婦にとって犬まで居なくなって残るは子供代わりはこの土地だけとなったから大切に丁寧に育てたい未だ飽きるのは早い。

というわけで、この施設の改装を練り込み中改装のポイントは断熱性と雨水養生の2点、コットをやめて2段ベットをつくる案も浮上している。

頭の中は改装のディティール・メモで一杯になって久しぶりに楽しくなってきたmountain things。

 

（小林）