本年度2度目の川上村。
今回は2泊、天気は上々、気温はマイナス。
都内は桜が五部咲きすごしやすい気候の日々が続いている。
一方、山はというと未だ色彩は乏しく林床は地表部が解けたり霜柱だったりとデコボコであまり歩き回らないほうが良さそうな状態。
では、何をしに来た?
何年も前から画策していた場内にアクセスする旧山道の復旧工事。
その待ちに待った工事が始まったので様子を見に。
以前、場内を囲む鹿柵を作った時にどう見ても以前、道だったであろう筋が森の中に見えるから柵もそこに扉を作っておいた。近くの森が伐採されて太陽光発電のパネルが並んでいる辺りの村道に出るまでの200mくらいの森の中の距離、そこを道にする工事。これが繋がれば場内に出入り口が2箇所設けられる。
なぜ、山にたまに通っているくらいで土木工事まで発注することになるのかは自分でも不明だがなんとなく道に見えていた筋が調べてもらったら、昔、道だったことが判明して村へ復旧工事の届け出し隣地地権者に許諾を取り立会い確認をしてもらい、工事発注など到底自分ではやりきれない諸作業を土地の知り合いにまとめてもらい、構想7年ほどでついに工事着工の日を迎えた という事で大変目出度い。
まだお金掛けるの?
老後、暮らす場所でもないのに...
一体、どんな金銭感覚してるの?(妻)
いい歳こいてから、貯金の3分の一ほどを注ぎ込みどうなることでもない事に使うなんて、全く馬鹿げているけど一生のうちに道路工事を発注することなんて滅多にないからいいじゃない。楽しいねぇ、道こしらえてもらうってえのは さぁ。とカミさんには言っているが 来週来て完成した道を歩けば分かる、我が道を往く醍醐味みたいなモンが、きっと。
(小林)