04/07/*14 ドーム工事と薪

八ヶ岳の麓、清里あたりから雪、しかも吹雪。
もう春になったんじゃあなかったのか?
デッキ到着後、積もる雪をどかす。
まさかの雪かきで始まった川上村。

程なく春の雪は終了。

キッチン棟の屋根の上ではドームの工事が進行中。ドームを乗せたデッキは下の道から見ると宇宙系の新興宗教の施設にしか見えない.......。木製ドームの設営によって当初の持ち運び可能なモダン・デザインなテントで暮す......というコンセプトからは退化しているんだろうが暮しやすさ具合では進化を期待している。まぁとにかく、これでテントの設営と撤収を毎回繰り返さなくともよくなった、良くなるハズ。手を換え品を換えながら、なんとかドーム暮しの神髄に迫ろうとしている......このジオデジック・ビニールハウスではどんな問題が待っているのだろうか。答えは未だ先にあって今は見えない。

そんなドームの工事の音を聞きながら、こちらは雪に埋もれていて手をつける事ができなかった野積みの丸太を割る、全て斧で人力で。

いい歳こいているので、どうせそのうちに斧を振る事も出来なくなる日が来る。
その時までは人力でと決めたので、一人斧を振る。大方、片付いたけど割り切れなかった丸太が少し。やり残しは次回に と言うかもう筋肉がうまく動かない。

身体は春一番の労働でバラバラだけど心は爽やかだ来週からは忙しくなりそう、カミさんはこれから畑の仕事が始まる。それもカッコウが啼く前に準備を終わらせなければならない。

忙しいシーズンはもう始まっている。

(小林)

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