宮(goo)を連れて朝の散歩に取り掛かろうとまだ淋しい景色のレタス畑地帯の一本道を下っていると道端に何やら転がっている......
徐々に距離が迫って来るとその物体は雌鹿の死体だと判るタイミングと宮(goo)が気がつくタイミングが同時だった。 犬は当然、強興奮状態に。畑地帯に張り巡らせた柵を越えて入ってきたんだねと声を掛けても答えは無い。
凄いライブ体験だなと独り言.....
ライブ体験と言えば先週は大阪、東京とwilcoというバンドのライブ追っかけの週だったけど、その週末にこうして鹿の射殺体を目の前にする、どちらも得難いライブ体験ではあるけど.. wilcoと雌鹿の射殺体当然、何の関係も無いわな。興奮状態の犬とは逆にすこし落とされて散歩終了。
デッキに戻ると程なく耕耘機を載せた軽トラでタブチ君が登場
知らない間にカミさんはガーデン・キッチン作りを実行するべく講師にタブチ君を迎える約束をしていたらしい、家庭菜園といえども園芸なら同じ土地の先輩から教えてもらうのがいい。タブチ君からだから尚イイに決まっている。
いままで山仕事はやったけど畑仕事は初めてだ。
僕らが白樺とか植えてるとタブチ君はいつも"同じ植えるんなら食べれるものを植えなきゃ""回りにある樹を植えてもなんにもならん"と言っていたので当然すぐ影響されてガーデン・キッチンを始めよう となった。
週末しか来れないから小規模耕耘から始めよう。
2畝からだけど1畝18mもある........。
カラマツを一本倒して、専用の包丁で皮剥きしてから使う18mの畝2本22本づつのカラマツ丸太で囲むデザインで遂に圃場(ホジョウ/タブチ君は畑の事をこう呼ぶ)が出来上がった。カミさんは園芸といえども実利を求めて始める事ができるんだろうけど、自分はカッコから入れないとまったく無理なのでこの際、服も農作業用のを作ってみた、初めてのファーミング・ユーティリティー。さて、3年後あたりはどんな具合になっているのか畑と野良着。
注: タブチくんとは作家の田渕義雄氏
(小林)