完成した道路の立会い確認の為に来た川上村。
村内に入るとレタス畑にマルチのビニールでカバーされた白い畝が所々、広がる。これから秋口までの半年間この村の人は忙しくなる。この5年ほど天気に恵まれレタス農家は高収益が続いているらしくレタス畑も皆、拡大の様子を見せている。
僕らの通う、この沢の畑群もすでにビニールのマルチが敷き終わっている畑もチラホラ。しかし、1500m近い標高の山肌には未だ色彩は乏しいが爆発的なキミドリ帝国出現まで秒読み態勢になっていることはシロウトの自分にでもわかる。
来週来たら、全然違った景色になっているだろう。村内は開花寸前の樹ばかり。まさにスタート直前のレース場のような樹も人もブンブン、アクセル吹かしてる感じ。川上村は桜も梅も小梨の白い花も一気に全部咲く。
日曜日に雑誌の取材を受けたが設営と撤収に忙しく2mドームなども立てて歓待して迎えたがそれを写す暇なし。
次の日に工事現場の立会い確認をして8年以上に渡る道路マターはこれにて終了。何しろ夢の実現には時間が掛かる と。
そして、ゆっくりと道具の整理や散水、植樹(桜の木を一本)をして不満そうな犬のご機嫌を取りながら東京に帰って来た。
(小林)