今週も一泊の忙しい山行き。
ちょっと気が急いていたのか新しいナタを買ったので、それで枝払いを馴れた調子でチャカチャカやっていたら右手首をスパッとやってしまった。大量の出血でパニック状態。
でも何とか止血してみると手首の健と動脈は無事な様子。止血用フィルムを貼って次の朝まで様子を見る事に。馴れた頃になんかしでかすと予想してたけどやはりやってしまった。山の神様のお陰かご先祖さまが見てたのか?この程度で済んでありがたい。とにかく、どんな神様だろうが感謝してます。この場所から最寄りの医療機関まで運が良くても1時間ちょっと。動脈を切った場合、確実な止血方法を知らないとホトケ様になってしまう。パニクって出てる血を口当てて飲んでたけどこういう場合はまず患部を圧迫して止血するらしい。血を飲んでたって栄養になるだけで助からん。
日頃、血を見る生活を送ってないので血を飲んでぱっくり口開く患部を見た途端、具合悪くなりしばらく寝てやり過ごす。経過も良さそう便利な防水止血フィルムで縫わずにくっつきそうだから医者に行くのは止めにした。
ホトケ様に成りそこねたけど状況を思い出すとそうとう寒い......。
作業にだってやってはいけないムーブがあるんだと痛感した。馴れが事故に繋がる、クワバラクワバラ
そんなわけで翌日は片手で出来る作業だけ。落ちてる枝拾いとか水やりとか写真撮ったりチェーンソウやブロアーも使わない。2サイクルエンジンの甲高い音がしない日、鳥の鳴き声聞いてたり、そろそろ近所の畑にも人が入り始める時期になってきた春が来るんだ。本当にもうすぐ。
この時期に山の中でホトケ様になってる場合ではない
小林