車はドック入りしたまま、帰らず。
しかし連休の前半、弟が子供と85になる母親を連れて山へ来る、先週借りた田渕さんのスバルも返さなくてはいけないし、仕方なくレンタカーも借りて山道で車の腹を擦るとやだなと思いつつ2台で川上村へ。
田渕さんはここんところ家具制作者として多忙中。
まとまった数の注文を受けた事などの近況を聞きながらお茶を呼ばれていると"まだテントに興味あるの"と聞かれ答える間も無く"トレイルワイズのA型テント、とってもイイよ。あげるから、持ってゆきなさい"
えっ? くれる? まさか....ホントに?
予想外の田渕さんの持ち物=田渕モノをもらえる。しかもテント。
しかもコリンフィッチャーも好きなトレイルワイズ余りに唐突、余りにあっけなく初期バックパックテントの名作が手元に。スバルを返しにきたのに......突然、降って湧いたような幸せすぎる展開。
デッキへ到着。すぐ、そのテントを立ててみる。
A型なので、しなる必要のない硬い太めのアルミポールが4本(2本づつ束ねる金具が2つ)をチューブに挿し、本体を10本のペグで立てる。当時発売されていた追加のポールだけがないからトレック杖で代用。(あとは袋まで完品)
70年代モダンA型テント群の角にドーンと立つ名作。
ディティールがモダンな処理が多い。
この個体は色の配色もグッと目を掴まれる。
名前は " Frizroy II " I~III まであるらしい
状態はいいと思う。
例の臭いはもう消えていると思ったら、ウレタンコーティング自体がすでになくなっていた.....誰かクローンを作ってくれないかな、今の素材で。70年代初期の形を現代に と素晴らしい好天の中85歳の母と並んで考える。
追記
レンゲツツジを10本植える(弟が代行)
日当たりのいい斜面はタンポポに占拠されようとしているので無駄な抵抗と知りつつ斜面のタンポポの花を刈ってから帰路につく。
(小林)