05/05/*15 オーレ・ゲルロフ・クヌードセン

今年の連休は急遽、弟家族と母親と過ごす事になった、心配していた天気も上々、家族全員総出で1人ではどうしようもない量と途方に暮れていた大きく積まれた枝山を移動。あっという間に片ついて人手の数の威力を確認。

そして、連休が終わる。

終わってしまう連休とは何の関係もないが現在使用中のアウトドア・ファニチュアーについて

この山の施設の家具は数例の例外を除いては基本、折りたためる物か移動可能な物をリサーチしながら選んでいる。そんなバラして肩紐付きの袋に入れて持ち運べる
アメリカン・デザインではない流れの野外椅子。
名前はソー・チェアー
オリジナルは50年代のデンマーク製。
写真はデンマークで現在も作られている復刻品。デザイナーの名前は何度聞いても覚えられないオーレ・ゲルロフ・クヌードセンさん。北欧では昔から使われているノコギリと同じ仕組みでテンションをかける事からソー・チェアと言う名前らしい。当時の物も手元にあるけどこの復刻品はデザイナーの思想を受け継いで表面加工ナシ、布部は無彩色の麻。つまりオーガニック原理主義な椅子でもある。木と麻布とロープだけ金属部品一切ナシ。プリント入れて使っているけどそれすら気がひける当時のアメリカへ輸出していた物は木部はニス塗りで応接間な仕上がりで野外では変。

このレプリカ作っている会社は別にデイ・ベッドも復刻製作している、おなじくオーガニックな面と同じ仕組みで足と布にテンションを掛けるデザイン。どちらも芝生や落葉の上が似合うし組立てるとバイヤーの椅子とも同じ構造なのが良くわかる
素晴らしい野外用デザインこのベッドにも肩紐付の袋が付いてくる、長いが。どうしても野外で使えとのサインか

オーレ・ゲルロフ・クヌードセン

読んだそばから忘れてゆく...........。

(小林)

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