先週までは控えめな若草色の新芽を出していたカラマツは存在感溢れるミドリ色になっている。そして白樺の若葉も透ける透過光がチラチラ、ヒラヒラとてもきれい。
今回は何もしない と決めて来た。
春の始まりの最高の光線の時に作業なんてやらないキッパリ。
ビール朝から飲んでデッキでどっかと腰をおろして景色を堪能するんだと。誰とも約束をしないで朝から何もしないで1日くらいいいんだよ、大丈夫だから。
キレイな春の光を写真撮るんでしょ?
作業の合間みて撮るんじゃなくて写真に集中して撮ってみれば?
でカメラを手に取って見て始めて気がついた。
SDカードが入っていない......わ。
仕事場のマックに刺さったまんまのSDカードが思い出されるがカメラの内蔵メモリでは後3枚程度しか撮れない。
この景色を写真に残せないなんて......ねぇ。
じゃあ、ビール飲んでるわけにも行かないから、この5年視界の隅で気になっていても手をつけなかった引き込み道のテキトーな石など置いただけの路肩。崩れる前に補修でもやるか、石の換わりにカラマツの角材を埋めてね、いい季節になって皆が来るようになる前に.....
こんなつもりで来たんじゃないんだけどねぇ、必要な道具をだして一輪車に積んで始める2日間にわたる路肩補修工事のはじまり。相手は石と砕石と土。帰京する直前まで励んで完了はしたけど身体はボロボロ。
補修工事完成を写真に撮ろうにもカメラ本体容量不足との事なので写真は無し。
中央道は集中工事の為渋滞中、佐久で激旨のムシリ鶏を買ってから関越道経由で帰宅。
(小林)