以前から芝監督の上田さんと約束していたコアリングという芝に親指ほどの径と深さの穴を無数にあけて、その穴に砂と種を入れて行く作業を決行する。ヨーするに芝の入れ替え作業だ。この日の為に屈強な助っ人も依頼して男3人体制。そして迎える当日。前日から運び込まれた大量の砂とそれをすくって軽トラの荷台に乗せる為のユンボ、ここまでは去年と同じ機材。今年は超強力な秘密兵器があるらしい。
そしてトラックの荷台からクレーンで降ろすコアリングのタイヤが付いた馬鹿デカイ機械。唖然とする、まさかこんな機械があるなんて初めて見た、これは秘密兵器だわ。そのコアリング・マシーンを芝刈りと同じように上から1ライン毎に行ったり来たりしながら大量の穴を開けて行く。照りつける太陽、アホのように青い空。コアリングの機械の後を砂を撒きながら種も蒔いて行く、なんとか皆さんのおかげで過去最大規模の芝養生も無事終了。しかし、作業が過酷すぎで写真を写す気力もヒマも無かったので、どんな機械だったのかも説明できない。
その替わりに出来上がって、現在テスト使用中のバイヤー社製ウッドコット改造版の解説を。
第二次大戦の軍用コット以来のトラッド・デザイン。そのウッド・コットの全長を12cm短くしてロール式木製スプリング・スノコの幅を加工してぴったり合体できるようにして使用中。やや重いけど、もちろん持ち運びだって可能。これにエアマット敷いたら寝袋の中も快適。いままで経験したキャンプ地での寝心地問題はこれにて全て解消。目指していたキャンプ・コットにおける世界最高の寝心地は獲得か。
次回はゆっくりしたい。 (小林)
追記
スズメバチの活動がいつになく盛ん。
至る所に小さい巣が造営中。
カラマツ林床にベニハナイチヤクソウが咲き始めた。