着いたのは土曜日の夕刻。
明けて日曜日のこれまた夕刻、目の前にはひーふーみーよー 何と、数えると大人15人が居る。その夜は無情にも雨、しかも結構降ってるからキャンプファイヤーも出来ず、なのでキッチン棟の中に大人15人。
キッチン棟の中は、山深い場所なのにさながら繁盛してる居酒屋のようだ、満員御礼状態。15人のおウチはデッキの上に張ったデカいタープの下に4張り。キッチン棟の上に1張り。タープに入り切らないのが1張り。道具小屋に夫婦もん1組がゴロ寝ボイラー室に夫婦もん+犬もゴロ寝そして、みんな寝てからキッチン棟に我々+犬はボルダリングマットの上で寝た、熱心なボルダー夫婦みたいだ。キャンプはキャンプだけど雨のせいで難民キャンプのような状態になってるなぁ。
断トツ過去最高の来訪者数。
居酒屋状態の夜が明けると雲一つ無い晴天。
みんな晴れたのを心から喜び合いながら歯を磨いたりして自分の日頃の善行を確認する。
そして心配されていた15人での朝食。
火中の栗を拾うべく名乗り出た朝食担当の男も朝から緊張のせいか鼻息が荒い。
前夜、雨が止むのに賭けて夜中まで動かなかった男は月が出た途端、テントを屋根の上に張り朝日の登る山にテントの開口部を向けて鉄壁の配置。
が朝を迎えて一言。
月明かりが眩しくって寝られず朝日が眩しくって寝てられなかった......らしい。
ボイラー室の中で薪に囲まれて寝た犬連れ夫婦は熟睡できた模様....意外と穴場かボイラー室。ボイラーの熱で暖かいしね。道具小屋の夫婦も夜中にイビキを盛大にかいていた。ソロテントの男もみなさん一緒に昼飯時間までFire-Pit にてスラックライン大会。
高めの平均年齢のせいかラインがブルブル震えてドジョウすくいのようなあるいはチュウキのジイさんのような細かい震え、どう見ても和風な動き。ただひとりのアスリート男を除いて.........。彼の時はみんなの口からウォーと歓声が上がるがそれ以外の全員誰がヤッテも大爆笑の渦。
スラックラインという遊びになっていたかは不明だけど腹は減ったので昼食タイム。こんなこんなでテント村は昼すぎには何事も無かったようにキレイに撤収されて、僕らも誰もいないデッキを後にした。
追記
オーバルインテンションが修理されて復活。
オーナーに報告しなくては。
(小林)