06/10/*13 続 タネ撒き、森の掃除

見上げた空にはハロー現象......
腰には芝のタネの一杯詰まった人力散粒機。
足元には不揃いな芝の大地。

梅雨が足踏みしている間にちゃっちゃと今年分の追い撒きのタネを蒔き終えてしまわないと、根が張らずに秋になったら越冬出来ない。春にまた一からやり直しになる。きちんとやらなければと決意を新たに....は
もう何度も書いたか....

とにかく、決意を新たに取り組んでいるんだからとフライング気味に金曜日に川上村に来た。しかしだ金曜から月曜日まで川上に滞在するとなると週の内、3日間しか東京に居ない事になる。遂に軸足が逆転........このまま川上村滞在が増長して棲むなんて事にはならない、発芽時期で忙しい今だけ。

ここ川上村にいてあるとイイ話の筆頭は出前。
リタイヤ後に夫婦一緒に夢の別荘ライフを始めるものの何年か経つと、カミさんが来なくなりダンナ一人が別荘通いになるパターンがよくあると地元の人がいう。

理由は食事。

軽井沢など東京並みに食事する場所が沢山があればいいけど大抵は奥さんが作るパターン。ダンナは大工や薪作りなど男作業で食事は作らない始めの内は興味が尽きないから夫婦一緒に盛り上がるけど廻りにあるものも大体見当がつくようになると毎回ワイワイとヤッテはいられなくなる。そんな時期にオクサマ達は毎週ダンナの為に飯の支度をする為に来るのがアホらしくなってもう行かないになるらしい。


そりゃいつも飯の支度ばかりしてられないわな。
その後は気楽なというか展開部を持たない男一人のドン突きな状況に身を置く事になる例が多いとマァそんなハナシ。

だから思う、そんな時に出前されて来る中華やうなぎがあれば全国の山奥にある別荘地にはいつまでも夫婦モンの楽しそうな笑い声が響いていると言う事か定年後の夫婦円満の秘訣が隠されているハナシでもある。

別荘じゃ無くたってキャンプでも回数が重なったら同じか、夫婦円満な野外生活は大切にしないと。

出前があればねぇ。

(小林)

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