今週も、カミさんは種蒔きにダンナは鹿柵工事の見守りに一泊しか出来ないのに川上村に来た。
前夜までの悪天候も到着時間には快晴に。
紀州犬の宮(goo)は冬毛の生え変わり時期の為、東京の自宅は言うに及ばず、車の中は抜け毛だらけで真っ白。テントの中も当然........。
犬の抜け毛の量に関わらず、鹿柵の工事は進行中。
カラマツの間伐材で柵を巡らす野望は倒したカラマツが足りない為、あっさり敗退。土地を囲む4辺のウチ左右のみ柵で立派だが前後は金網のみで当面は代行、続きはまたいつか。
この柵でクマや鹿と涙のお別れとなるのか?
あっさり乗り越えて来なければいいけど、この辺りの鹿たちは柵の工事でパワーシャベルを動かしていても、すぐ横に居る。まだ、若い鹿で怖さを知らないのか、犬は繋がれて手出しを出来ないのを知っているからか、とにかく野生の王国状態、夜は更に凄い頭数がデッキのすぐ横で群れて何かを食べている。近くに行っても、こちらをたくさんの光る目で見つめてるだけ.....。その沢山の光る目の中に稲川淳二の目を見た気がしたけど、きっと気のせいなんだと思う。
鹿柵の工事のついでにキッチン棟のウラの斜面に横たわっていたカラマツも集積してもらい、その量の凄さに2年くらいは暖かそうだなとカラマツの山をみてそう思う。ダンナは丸太みて、暖かそうな表情。向こうでは陽の当る斜面でカミさんがもの凄い形相で土と格闘しながらタネを蒔いている。炎天下の中、凄い根性。高校野球球児の表情にも似た、アツい 何か。
カミさんは来年の春、一面の緑を見渡して旨いビールを呑む事ができるんだろうか?でも、キレイに穴も無くグランドカバー出来るのはやっぱり、3年はかかるんだろうね、ファイヤーピットの芝の時もそうだったしなぁ。
今回の工事で掘り起こされて荒れた場内の土も、やっぱり3年ほど経ったら落ち着いてくるでしょう。落ち着く景色まで、あと3年。また延びちゃったけど、仕方ないか.......。
夏本番前のこんな週末が実はとても落ち着く。
また来週。
(小林)