06/27/*12 スタイルブック撮影

何年か振りに会社の赤字が解消したので、財務担当から許しをもらい、念願のスタイルブックの撮影が出来る事になった。水曜日からの撮影に向けて、なんだかんだ理由を付けて我々夫婦だけ、土曜日に川上村に前乗り。

長きに渡る緊縮財政を余儀なくされている状態にすぐには変化はないけど、決算は会社の通知表だとすれば、その通知表に及第点がもらえた状態にはなった。初期投資した型代などの負担がやっと減って来たんだ、長かったな。

そして、成績が下げ止まるとなぜスタイルブックを作らなきゃいけないのか?
1点毎の着心地やディティールの完成度を上げる為に精力的に取り組んでいるけど、それとは別に全体感が判る、組み合わせの例を示して洋服1点毎の可能性をユーザーに示したり確認しなければならない。スタイルブック製作はユーザー・サービスでもあるけど、自分たちへの確認サービスでもある。そうかぁ、プロの目線でコーディネートしてもらうとこうなるんだねぇ と。だから、スタイリストとカメラマンに撮影を依頼して自分たちが作ったモノを製作サイド以外の目線で料理してもらう、舞台は自分たちの装置で。

そんなわけで、我ら夫婦は撮影まえの土、日、月は土いじりと種蒔き、林内で鹿柵製作も引き続き進行中。2日間充分土と格闘したのち、皆が火曜日夕刻に到着。
各自テントなど張り終わってからサッサと1カット目を撮り終え、次の日を迎える。朝4時半、起床。みんな各自のテントから出て朝食前に2カット撮り、ワイワイと朝食。そして、またシューティングは続き、昼飯。ヘタリがちな状況も飯で再び盛り上がり、そのまま最終カットまで無事、終了。

みなさん、ご苦労さま。

さて、来週はもう一つのチームの撮影も控えている豪華だねぇ。

(小林)

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