ニューヨークでの展示会が終わって久しぶりにスタッフが全員揃った。
そして週明け国内向けの展示会があるからこの週末も都内にいる。
改装に出していたバイクが戻って来たが、酷暑のため数回しか乗れず、ただウットリと見つめるだけの日々が続いているが、それはそれでいい。
2000年にHot-Dock/河北さんに、街で乗れるXRと言うお題で作ってもらったバイク。91年の5速エボの883の腰下に2000年の純正XR750のシリンダーとヘッドが載っている。初めの頃はオイルラインのトラブル続き、しかしそれ以降はなぜか問題も収まり、調子よく現在まで経過中。フレームはダートトラック用のモノサス前後18inchのマグ・ホイルにロッキードのブレーキ。この河北さんの組んでくれた基本設定には手を触れず今回はタンクなど外装をアルミで作ってもらった
街で乗れるXR750というお題はそのままでライトやウィンカーなどをLED化してバッテリーもリチウムバッテリーにしたので電装関係は最新になった。ついでにイグニッションもデジタル化した。う〜むぅ、細部まで素晴らしい出来。さすがHot-Dock
丸1年、このバイクの外装一新の件で頭の中はアーでもなくコーでも無いと 考えすぎておかしくなりそうだったから一旦終了して乗れる事ができて、考えてばかりとは次元の違ううれしさに浸れて気分も最高。
タンクは極小なので遠くへは行けないし、元々がダートラ競技用フレームなので勝手に左に流れて行くけど慣れれば上手く行く。
そうそう、リア・スプロケットも2丁大きくした。
首都高速の内回り(左カーブが多い)が楽しい。
走っている間は嬉しすぎて頭がおかしくなってる事が多い。
(小林)