赤外線暗視ゴーグル
型番 AN/PVS-7B
アメリカ軍用/第3世代赤外線暗視ゴーグル
15年程前のニューヨークはSOHO。
立ち寄ったサープラス屋のオヤジに半分冗談で現行のナイトヴィジョンはある?と聞いたら、ヤバい物を扱ってるヒトによくある小さな手招きをして店の地下にある倉庫へ連れて行かれた。
怪しいサープラス・オヤジは地下倉庫の明かりをつけて、この暗視ゴーグルをどこからか出して来て装着してみろと言ってまた明かりを消した。真っ暗で鼻をつままれても判らない倉庫で装着したら横から出し抜けにオヤジがスイッチをON !とてもビックリした、緑色の濃淡の画像だけど真っ暗だった倉庫内の様子が鮮明に見える。感動してるとオヤジがまた横からスイッチを更にもう一段ひねる、するとさらに一段と明るく鮮明な画像。
真横にいるオヤジの顔も緑色で火星人みたいだけど鮮明に見える、ゴーグル外すと真っ暗すぐそばの火星人オヤジの顔も判らない程。非日常の高性能にすっかり舞上がってオヤジの肩抱いて"凄い凄い"を連発しながら
" これ下さい ! "
支払いをすませると満面の笑みを浮かべながらオヤジが一言。
" 出国検査の時に絶対見つかるな "
" もし見つかっても俺から買ったと言うな"
えっ、見つかったら没収?
何それ、これってご禁制品なの?
って言うか、ヤバいの?
支払った後でそれ言う?
当時、最新の軍用品で禁輸対象物だった暗視ゴーグルをスーツケースの奥深く仕舞こんで、人一倍気の弱い男が空港の荷物検査場でビビりまくり、必要以上の笑みを振りまきながら無事通過して飛行機に乗った記憶あり。
以前、一度 入笠山へ1泊でキャンプの際、装着して夜、歩き回っていたら同行の友人たちより気持ち悪いと大受けして以来、キャンプへは持って行ってない、コレがあればヘッドライト要らないんだけどねぇ。
防弾フェース・マスク
型番 TAC-100R
Tactical Facemask
American Body Armor Equipment Inc. 製
GENERAL RESEARCHの初期のTeeシャツのグラフィックにも使っていた馴染み(?)の深いモノ。ケブラー製これさえあればテロリスト達に顔面を撃たれても平気らしいけど、装着した姿は子供も泣き出す程。
日頃の暮し特に山での暮しに入り込むスキマはとても狭い。用心深いのでこの先顔面を銃撃される事を想定しての購入。山でこのマスクつけてチェーンソウ仕事をしていると必要以上に顔面は安全だろうが860gの重たさで顔に装着しても長い時間は作業はできまい。もちろん、微笑んで振り向いてもカミさんには判からない。
今週は川上村から八ヶ岳/赤岳山頂を挟んで反対側の茅野市近郊に棲む友人夫婦を訪ねたけど、またもやSDカード忘れで写真なし、とても眺めのイイ気持ちのいい場所だったけど記録無し、ご馳走さま。
(小林)