タネ蒔きの季節はそろそろファイナルラップだ。
川上も梅雨は終了と日差しがその光線で告げる。
ひゃあ〜暑いね。
土曜の朝までは降っていたであろう雨で土にまだ湿りっけのある内に最後のタネ蒔きをと、今週も川上村へ。世間の3連休を大きく上回る規模で臨む3泊4日 !
この時期、世の中の各洋服デザイナーはそろそろ春夏の発表も終える頃、自分の春夏のスケジュールは始まる。およそ半年遅れの後出しジャンケン。だから、外から見たら大変ヒマそうにしているが後出しジャンケンだろうが頭の中はクルクルと忙しい時期ではある。外から見てヒマそうなら頭の中だって大して忙しぶる程じゃあ無いけど集中して考えなくてはいけない。
タネ蒔いたり土を足して路肩の補修をしたりで地面に四つん這いになっての作業が多い。大量発汗と水分の大量摂取の繰り返し。酷暑での作業中は真っ白で仕事上の洋服のディティールなどのアイデアなんて隅に追いやられて考えてる自覚もない。
東京からワザワザ公園の管理にくる夫婦モン。
変わってるなぁ.....なにもワザワザ毎週ねぇ....。
誰かに言われているであろう妄想が浮かんでは消え浮かんでは消える。
強い陽の光でデイズド・アンド・コンフューズドなので長いようでも3泊4日なんてアッと言う間に最終日。草刈り機を持ち出して、最後の日は芝刈りとデッキの掃除して、ゴミの処理して下山。
ここんところセッセと蒔いているタネもメデタく発芽して成長して根を張った来年の春以降には今度は草刈りの運命が待ち受けている、エラい事になりそうだな。過去最大規模の斜面の草刈りをしなくてはいけない事態になるというか、その為にやっている。土地の土は雨や嵐でどれだけ流されようが死にはしないけど2人だけなのに刈れるのか、こんなに広範囲にタネ蒔いて。死にはしないのか、過刈死で。
オシャレな山の暮しへの飽くなき探求心は、もうなんだか方向違いの変な場所へ向かってはしないだろうか?園芸でもない、農業でもない、なんだろうね。公園の管理、やっぱりそれが一番近いのか。
(小林)
追記
芝のタネ、終了。
ブヨに噛まれた部位3カ所。
廻り目平は凄い人。
鹿柵工事、後は門の製作を残すのみ。