都内は連日の猛暑。
この日も昼前でも温度計は35℃あたりを差してる。あまりの日差しに気後れしながら、それでもまぁ行って見るかと山へ出掛けてみた。
暑さで注意力散漫、カメラを忘れてる。
しかし、さすが川上村(標高日本一)来てみれば村役場の温度計は25℃、GOOD!
この一週間の間に相当な雨が降ったらしく山に入ると全体にスゴい湿気。林道は水の流れで所々、えぐられ歩きずらい。下の方の農道は舗装されてるけど舗装道の上には流された石がゴロゴロしてる。
草刈りは先週したから伸びてはいるけど今回はやらないと決め、至る所に出来てる芝のハゲみたいなモグラの顔出した跡にタネを蒔く事にした。
モグラが掘り出した土まんじゅう状態の土に芝のタネを混ぜ込んで均(なら)して行く。こうして毎週来てみるとボクらの居ない間にモグラの顔だし跡が十箇所くらいアッチコッチにバレーボール半分くらいのドーム状に土が盛り上がっている。どうやらデッキ下の盛り土部分が住処になっているらしい。
種蒔きしていて気がつく、草刈りの刈った後のサッチと言われる刈った芝自体が芝の根元に溜まって蒸れているみたい。金属のクマデみたいなもんで掻き出してみたら半分腐ったような状態に結構な面積がなっている事が判った。
この蒸れている芝は3種混合といって、よく畑や田んぼの土手に土留めとして使っている芝と同じ。3種とはチムニーとクローバーとケンタッキーブルーグラスの混合だから,よくあるきれな庭に全面生えてるあの綺麗な芝と違ってこちらは畦道用。手入れいらずと考えたこちらがバカだった、どんなもんでも夏場の草刈りはやらなきゃ行けないに決まってるしタネの追い蒔きもしなくてなならないしなにしろ刈ったあとのサッチの除去作業が2度手間でキツい。
そのサッチが目の前一杯に掻き出してもらうのを待っているように見えてきた。
判りましたよ、やればいいんでしょ、と到着後のビールを椅子だして飲み出した途端、やらなきゃいけない精神状態になり夕方まで、またもやヘトヘトになるまで斜面にへばりついて掻き出しまくり。
枯葉入れるドラム缶とおなじ大きさのゴミ箱に丸2杯と半分......すごい量、いままでのサッチの除去は不真面目すぎ、以後改善の余地あり。
これですこし芝が元気いなるといいんだけど。
小林