08/13/*11 2011年の夏休み

2010年の夏休みの事は去年の夏休みの写真を無くしてしまったので、すっかり記憶の枠の外へ。今となっては思い出そうにも、さっぱりと思い出も記憶も無くなっている、おそるべし加齢による記憶力欠落。今年の夏休みの後半は78歳になる母親が2人の甥を連れてのキャンプ参戦なので、この夏の写真は大切にしなくてはいけない。

つまり、前半の3日間しか作業に割ける時間がない。
はやる気持ちを抑えながら、渋滞を避けて夜、着いた川上村。スーパーの営業時間ギリギリに滑り込んで、食材の確保、そして開けて、次の朝。どちらともなく作業にかかる夫婦2名。まだ、朝7時。 懲りる事なく芝(3種混合)のタネを蒔く。
早朝にもかかわらず気温はドンドン上がって行く快晴ゆえ切り開かれた斜面に強力に照射される太陽光線、大量に水飲みながらやってるけど、すぐ暑さで頭の中が真っ白になって飛ばされる。休み休みやって、その度に木陰で休んでるもんだから、ちっともハカが行かない、そして昼飯後のゲリラ豪雨がまたもや......
前半の大切な3日間は朝、快晴、午後豪雨のパターンにハマッて大した作業量でもないのに体だけは本調子が出ないまま3日間が終了、タネも流され、何の為に大汗かいて作業したのかわからない結果に再びなった。

そして15日に"78歳のおかあさんデッキに登場"
テント泊だし寝袋だし、きっと大変なんだから止めといたら と言っても聞かない。あげく、小学生2名連れて酷暑の小淵沢の駅に母は降り立った。しかし横目で見てると、こちらの心配をヨソに結構快適そうに過している母親。
2日目には、隣のカラマツ林の林床に出始めたツルの葉をせっせと抜いて回って、気がつくとカラマツ林の2/3程の林床からツタの葉が消えている.......
恐るべし78歳。大丈夫? と気遣うと、このくらいは毎日と 答えて振り返った顔にはお化粧がビシッとされていた...その顔見て、この人はまだまだ大丈夫なんだな と確信。さすが米軍の艦載機に機銃掃射されながら逃げただけはある、頼もしい体力と度胸。(一体,化粧と何の関係がある?)

とにかく、予想に反して進まなかった自分の作業とくらべると、予想もしてなかった母親によるカラマツ林の "お掃除" は終了、だから差し引きトントンの夏休みの作業スケジュール。

今年は母親以外にも大切な友人たち3組も寄ってくれたし、余りの日差しに負け気味な1週間だったけど賑やかで充実した"お山の夏"だった。

来週こそ、やり残した作業にケリをつけなければ。

(小林)

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