夏が終わる...
とても長く感じた今年の夏も終わる。
力自慢な季節でも割とアッサリ居座る事もなく次の季節に押し出されてゆく。
夏の間、素足では熱くって歩けなかったデッキも暑さが去ってよく見ると色んな場所が腐って朽ちかけている。表面になにも塗らなかったカラマツ材はこうして7年たって目論見とおりボロへと進行中。
建ててくれた人たちは口を揃えてペンキかオイルステンを勧めてくれたけど、削りっぱなしそのままにした。沢山、トゲが刺さったけどこれでいい。
子供がいない我々夫婦なのでデッキも我々と共に腐ってやがて無くなればいいとワザと腐りやすいように保護剤は塗らなかった。1500mあたりの強烈な日差しで予想より随分と早く補修が必要になった。
場内のど真ん中にふたなりで生えていたハンノキ(結構でかい)が腐ってきたので先週、断腸の思いで伐採を依頼していた。こうして来て見てシンボルツリーのような樹がなくなった場内.......さみしいような気がしていたけど無ければ無いでさっぱりしていて、いいじゃない。価値観も季節同様、さっさと変わる。
景色の更新とデッキ材の経年変化。
景色も私も動いている。
(小林)