今回のお題は2つ。
その1この台風12号できっとしているであろう雨漏りなどのチェック&復旧。」
その2、ただのお飾り状態だったATV(四輪バギー)を作業で使えるようにする為に手に入れた、鉄製ラックを取り付ける事の2点。
台風12号で被災した和歌山の新宮市一帯はウチの犬、宮(goo)の生まれ故郷でもある。宮(goo)の宮は新宮の宮と以前にも書いた(クドい)宮(goo)の両親たちが暮らす犬舎も新宮の隣の鵜殿地区だから気を揉んでいた。その猛威を振るった台風の余波が、ここ川上村にも随分、雨を降らせたようだ。丸一週間経って見てるから、森に雨の濡れは残ってないけど、吹き晒されて落ちた枝が森じゅうに散らばっている、なかには結構な太さの枝もころがってる、拾い集めないとね、でも今回はパスしておこう。
道具小屋の中に雨が結構降り込んでテントやタープなど濡れているようだから、干して乾さねばならない、だから枝拾いの時間というか精神的余裕なしというか精神的に余裕があった試しなし、まぁそんな事はどうでもよろしい。
濡れたであろう道具たちを道具小屋から引きずり出す、このテントもそのタープも降り込んだ雨で濡れてるものばかり.........
また1枚、また1枚とデッキの上にどんどん広がる中途半端に色あせた色とりどりのナイロンの花たちアナルコ・チェアも濡れているから一列に列んで乾いてもらったり、イロイロと忙しい。広げて、乾き具合を横目で見ながら、日が陰る前に畳む、そして元の場所に仕舞う の繰り返し。
そんな作業に飽きたらATVのラックの取り付けを。
日本では50cc以上の四輪バギーは形式認定がないからナンバーは交付されない、だから国内で公道を走れないATVのパーツを手に入れるのは偶然ならありだけど、捜すとなると中々無い。アメリカのサイトで見つけたATV用のラックをニューヨークの友人にまで無理を聞いてもらって、日本へ送ってもらったのが写真の後部についてるラック。取り付けてみると大変、便利。何故か作業用のATVだけどカゴの様なもんがついてないから、例えばチェーンソウ載せてガソリン缶や、その他用品まではATVに載せられなかった。だから、実を言うと今までこのATVは大して作業時に使えてる訳ではなかっただけに、こういう熱望していたHeavyDutyなラックが装着できたので嬉しい。
これから、待望の秋の景色を堪能したあとは、いよいよ間伐のシーズンが来る。
この作業ズラしたATVでチェーンソウ積み込んでどこまでだって行ってやるんだ、出張可。
あるったけの野外活動用の道具を乾かして畳んでやっと今回の作業予定を終了。
帰りの高速道路、中秋の満月が高い夜空から見守る明るく照らされた東京の街へ帰ってきた。
(小林)