10/01/*12 台風通過

思慮深い、秋の日差しのライティングのおかげで森は思わず目が引き込まれる瞬間の連続

デッキ上の台風通過を体験したくて、わざわざ川上村まで来ている。
到着の土曜日は晴れ、翌朝も快晴。台風が迫っているのにいい天気だ。チェーンソウの掃除してからカラマツの丸太の解体作業にとりかかる。プラグも熱価の高いものに取り替えたら調子も上々これまた新しく買ったヤスリで目立てをしてスパスパと玉伐りをしてゆく。

何ヶ月ぶりだろうか薪製作するのは。
随分、さぼってやってなかったような気がするけど湿った薪だけの冬は想像しただけでもヤル気が失せるけど馴れない筋肉はそう簡単に動いてはくれない。久しぶりの大型チェーンソウ相手に筋力とヤル気がアッという間に底をつく。ハァハァ言いながら、またしても仁王立ちの時間ばかりが長い。玉伐りした丸太を一輪車に積んで集積場所へ運ぶ作業を間に挟みながら解体作業を続けていると1時あたりから太陽は姿を消して時折、風が吹き抜けてゆく。そしてとうとう3時には雨が........ほどなく本降りに。デッキ上の風で飛ばされそうなモノを片付けて、ニュースの台風情報みながら、近ずいてくる台風に従って風と雨が強くなり始め台風見物の手応えも上々。夜になって暴風雨圏内に。デッキの上を山から振り下ろす風が雨を真横に吹き飛ばしているのがカヨワク点いてるランタンの光で見える。だけど風も雨ももの凄いけど、森の中は以外と変化なし。というか樹々に囲まれていると何ともない。
森効果満点だけど臨場感はあまりナイのを確認。キッチン棟の中で壁を伝って至る所から雨漏りが始まったのでカップなどで水滴を受けながらも安心したからか、早い時間からの飲酒でか気がつけばさっさとテントに入って寝ていた。

夜中にトイレに起きると、とうに台風は通過して夜空には天高く中秋の名月が満点の星とともに眩しいくらい、寝ちゃったから台風関係はすべて終了。

翌朝起きると、凄まじいクリアな空気と壮絶な紫外線を放射する太陽に照らされて、道具小屋の浸水で濡れたモノをデッキに並べて乾かして、秋気配の森の写真撮って帰ってきた。

(小林)


追記
キッチン棟の雨天浸水対策をする必要あり。
太陽光発電の蓄電用にリチウムパックを検討。

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