10/13/*13 冬支度 仕上げ編

昼間は20℃以上
夕方にはすでに8℃
明け方は2℃ !

温度差の激しいこの時期の標高1500mあたり。

先週は東京に居たので、この連休に込める思いは熱い。4泊の予定でやりたい放題ヤル。何をって、1年半以上放ったらかしのカラマツの丸太が10本以上、野積みされたまま。板材に加工しようと企んだ事もあったけど直径50cmに近い太さの丸太は一人の作業ではどうしようもないから腐ってしまう前に50cmの長さに伐ってい
く。この太さの径だと50cmに伐っても重くて運べない、一人の力で出来る事しか出来ない森の中。まぁとにかく、カラマツ2本分を50cmに刻んで伐ってから、それを一輪車に乗せる、やっぱり........

太いから個しか乗せられない、刻んだ丸太は16個ある、場内をデッキまで16往復するのかぁ絶望的な気持ちで運び始めるものの不思議なもので10往復あたりからトランス状態にランナーズ・ハイか。緑から黄色や赤に森全体が色彩移動中だからキレイだなとか独り言を言いながら気がついたら運び終えている。便利だ、こういう時にかかる山の魔法は。丸太を16本デッキに持ち上げて次回来るときまで
乾かして、それから割ればいい。

前回、来場した時は最後の草刈りだと淋しいようなウレシいような作業だったけど、ここ最近の暑さで草がまたもや中途半端に伸びている。今週こそ最後の草刈りをテキトーにゆっくりと。

結論から言うと今回の滞在は最高。
細かい仕事まで徹底的にやれた、4泊以上すると山のリズムに身体がシンクロして動く。天気も日中は最高の秋の日差し。夜は降るような星空。静寂が支配する秋の山(鳥やセミの声がしない)
性欲を押さえきれないオス鹿のメスを誘う遠吠えだけがウルサい。
薪は棚とボイラー室に入り切らない程満タンだ。

目で確認出来る しあわせな景色。 

(小林)

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