11/02/*11 明け方、氷点下。

土木工事と大量殺戮

展示会も終了したので
なんとか5日間くらいは山に居たい。
と野望を胸に抱いての川上村。
ドワーッと寝転びながら、ゆっくりする合間に作業道も完成させたい。
プチ土木工事は、合間合間に違う筋肉を使う姿勢の作業を入れながら,やる方がいい。1泊での作業は、ギックリと腰にクル予感と隣合わせだから,ゴロ寝&土木

まぁ、とにかくそうこうして3週に股がった作業道工事は開通、ATVの走行も問題なし。土が剥き出しになった路面もカラマツの落針葉ですぐ土が見えなくなる便利な季節。路面はこの冬、土が凍ってデコボコになるから春また路面の馴らし工事をする必要あり、なので仕上げ前の、このくらいでよろしい。

カラマツ林は落針葉の量も凄いけど、枝も落ちる。
地元の人が子供の頃はカラマツの枝拾いは子供の仕事だったと言っていた。カラマツの枝は良く火がついて、焚き付けには最高の素材。その"最高"が林内一面に転がっている。

土木工事の合間に枝拾いをしてみるがそれこそ落針葉が満遍なく振り掛けられているのでみえなかったけど、集め出すともの凄い量の枝。土木工事より体力的にキツい事が判明して次回まわし、というか全部集め終わるのは何ヶ月くらい掛かるんだろう。その合間にカラマツの間伐も習わなきゃだし.....
アイスクライミングの講習も受けねばならんし....
スノーシュートレックもしたい、アルプだって300冊買い込んである。果たして"枝集め"に割く時間はこの冬、あるんだろうか....。

と、手元を見るとカメムシが2匹、イヤ5匹、なんだか、今回は量が増えてる。
来る度に目にはしていたけど、ここへ来てよーく見渡してみると....いるいるトイレにも風呂にも道具小屋だって凄い量のカメムシ達.....

カミさんはカメムシの大発生を目の当たりにして最終解決手段に打って出るようだ。1時間も掛けて麓の長坂I.C横のホームセンターまで降りて、手にしたのは "カメムシ・バルサン" 的な大量殺戮商品。哀れ、カメムシ旅団は翌朝、トイレ、風呂、道具小屋の床一面に転がっていた。その数、チリトリ山盛り3杯分。この施設で越冬する予定だったのに、悪いね。このデッキ周辺、半径およそ2kmは民家も電灯もないから、山じゅうの虫たちの集会場となっている仕方がない。

最後の日は、カメラマンの友人が息子同伴で1泊。
都合、5日間滞在で東京にて用事発生、帰京。

(小林)

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