夜、森全体からビーズ玉を蒔くようなサラサラというかパラパラというか、そんなサラウンド音響にテントから顔出すと、とても細かいヒョウが降っている程なく雪に。
まだ誰にも発見されていない焚き火の秘密を探るつもりで焚き出した火もヒョウの間何とか持ってくれたけど雪に変わる頃には情けない火勢になっていた。だから、秘密の発見は次回に持ち越し。
翌朝、顔が映りそうなパンパンの膀胱を抱え寝袋のなかで起きてトイレに行く決断を出来ずにウダウダしていたが決壊寸前で諦めてトイレへ。
テントの外は真っ白。音の聞こえ方も反響の無いあの独特な感じになってる、
朝日が昇る直前の空に目を奪われるも暖かい寝袋の呼び戻しにはかなわず感動もそこそこで再びまだ暖かい寝袋へさっさと引き返した。
起きてからは雪掻き。帰りの中央道は20kmの渋滞
寒い季節の始まりはいつもこんなやさしい調子.....。
小林