紅葉のピークはとうに過ぎて目の前はイエロー・ゴールド一色。
紅葉の後に見れるここら一帯のオマケ的景色赤の後の黄色で2度おいしい。誰かは知らんがこれを川上ゴールドと呼ぶらしい。栄養ドリンクの高い方のヤツとは違う。
黄色一色の世界に混じって見える深緑色はアカマツやトウヒ、モミなどの針葉樹のみ。見渡す限り、こんだけの黄色い色があと数日で全部地面へ落ちる、もの凄い量の落ち葉。だからカラマツの林の中を歩くとふかふかと気持ちがいい。
カラマツの派手なショウタイムが終わるとまるで営業を終えたかのような静かな無彩色の季節が始まる。地面も凍れば犬のうんちも凍る、放射冷却がキツい中央高地式気候だから仕方ないけど、今年はどんなキツい事が待っている事やら。今からキツいハナシで盛り上がってなくてもヨロシイのだが、思い出されるのは寒〜い景色の事ばかりになってきた。
来る度にちょっとづつでもイイから薪を作り続けなければいけない状況にもなっている。一年前に伐った丸太がまだ残っているから、さっさとアレを割って乾かさないと冬の只中に寒い思いをする羽目になりそうだ。丸太のまま放ったらかしてても燃やせはしない、無彩色の世界で薪が足りなくなる事だけは避けたい。
またハナシがこの先のキツいハナシに戻っていないか?とにかく、まだ目の前の世界は黄色に偏っているが色彩に溢れている、今はとてもキレイな景色。そして、まだそんなに寒くはない。
風が吹くとカラマツの森全体からサラサラサラサラと乾いた広葉樹の落ち葉の上にカラマツの落針葉の降る音がする。ボリュームは小さいけどなんて広い音場.........素敵過ぎる。
(小林)
追記
水抜きをシーズン初
ゴジュウカラの姿が激減、アイツらは何処へ
カメムシ大発生中、カメムシバルサンで大量殺戮中