作業道作りと薪つくりばかりの定例化された週末に飽きてきたので,ここ川上村の川端下(かわはけ)集落に登山口がある,金峰山(きんぽうさん)に行った。日本のヨセミテと言われる小川山ゾーンのポイントの岩場に囲まれたキャンプ場、廻り目平。同じ集落にある、そのキャンプ場の奥から登れるウラヤマ登山。当然、日帰り。というかこの時期は山小屋はすでに営業していない。
辻マコトが" ウラヤマ登山" と言えば
えっ、ヒマラヤですかと、間違う人もいるだろうがアタシの場合のウラヤマは間違いようも無い只のウラヤマ登山。セーターに革ニッカーズ、綿のバックと重たい靴履いて出かけてみる事に。
ここに通って5年経ったけど、まだ一度もここらの主であろう、この山に挨拶もないままだったから"ご挨拶" もかねての山行き。日頃の善行のおかげで、明け方は雲一つない群青色の空。デッキを6時半前に出発、廻り目平の登山口に6時半丁度到着、そして出発。
山頂直下の金峰山小屋に11時到着、山頂付近の気温は-8℃。
今朝、起きた時もバケツの水は凍っていたから、たぶん氷点下。途中の樹林帯でもずーっと-4℃か-5℃だったので、小屋脇で食べた暖かいソバの有り難い事。シワシワに縮んだヤル気まで湯戻しされて、その勢いで山頂へ到着。
呆気にとられるような見え方の五丈岩登って臨場感溢れる、大日岩方向の稜線歩いて宜しくお願いしますと西や東に "挨拶" を。
月曜日なのに、山小屋閉まってるのに、山頂に居た3組ほどの熱心な人たちにも挨拶しながら降りて来た。廻り目平に2時半、無事下山。
(小林)