このデッキに、またもテントを張りに来た人あり。なんと前回と同じ最新式のジオデシック・ドームテント。再びデッキに貼られる最新式の団子型。折角だから歴代のフラー様の理論を元に商品化されたテントを並べて見ることにした。
まずは田渕義雄さんから頂戴したタブチくんの山の想い出がいっぱい詰まった、しかしとても臭い初期型オーバルインテンション。続いてはこの山の10年の想いが詰まっている2メーター・ドームそして、再び登場の最新型4人用団子タイプ
並べてライト点灯して皆で眺めていたら何とそこへキレイな満月。
黄色い丸いシルエットが3つ光る、その向こうに似たような形の満月が山の稜線から顔を出した。
素晴らしい体験だった、大好きなフラー・ドームが新旧3つ並べて光っている+満月。カメラのファインダー越しに見る楽園のような景色に、神様仏様これは今日までの自分の善行のご褒美なんですね、とか興奮のあまり訳のわからないことを口走っている。
機能が大事なはずの探検隊用テントなのにジオデシック理論のシルエットを優先させて前室を設けてない故の丸い形、見事に最新式も前室なし。この3つの時代のドームテントはフラーの狂信者ばかりの確信犯的仕事と勝手に納得。
フラードーム限定のキャンプサイトがあるといい沢山並ぶドームテント群、夢のような景色だ。そこではファーで出来たフライも貸し出している。
(小林)