12/19/*10 朝-5度

さて、先週の雪中裏山捜索の途中で山に置いてきたバックパックを回収するために、犬捜索と同じコースをトレースしながら裏山へ。先週は夕方だったのと雪と雨で状況が良く判らなかったので、復習の為もあり今度は水も忘れず装備もやや過剰気味だけど、リベンジ裏山。

この前通ったとおりに登って行く、熊には会いたくないのでデカイ声でかけ声をかけながら歩く。倒木やシャクナゲなどで見通しが利かない山中、出してる声も知らず知らず年末の御徒町(アメ横)に負けない賑わい具合。

今回はGPSも2台持参して、どの程度の森の中ならどう言った精度で2台はどんな具合に違うのかを検証しながら歩いている。この季節(葉っぱが落ちて見通しの利く季節)なら我々の裏山ではどう見当をつければいいのか、いろいろと持ってるGPSのクセになれるために。

前回とても苦戦した沢の奥の斜面は今日のようにいい天気の時に見ても、よく雪で足元が見えずらかったのに落ちなかったと一週間も経ってから感心している。しかし、その斜面をへばりついて登りきり稜線を越えてみて大笑い、峰の向こう下側には良く通る林道が見える。雪の中の捜索ではなぜか気がつかなかった........。
見ていた筈なんだけど雪で道に見えなかったのか。パニックっていたのは犬ではなく犬の捜索に出掛けた自分だったんだ。雪の中暗くなってしまう事で冷静さをすっかり欠いてしまっていた。同じ稜線上を2回またいで動いていた事も判明。ダメだ、使えなさすぎる.......。(GPSの事ではない)
もっと、土地勘を鍛えないと本当に裏山で遭難する事態もありうる。
犬よりお前だと何回も念仏のように唱えながら降りて裏山学習は終了、置き去りのバックパックは発見できず、たぶん猟師のひとが見つけて持って降りたんだろう。来週、役場と森林組合にでも行ってみよう。

GPSにはすこし馴染みが出て来たんだけど、自分がすっかり頼りにならないのが判明して元気がなくなった。犬は相変わらずさっさと出掛けちゃあ、帰って来て余裕シャクシャク。

あまりの自分の期待ハズレ具合にデッキで毛布を掛けて寝てるのが最後の写真。

(小林)

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