寒波の到来も知らずに出掛けた川上村。
到着早々にバルブが割れているのを発見水ぬきが不十分だった為、バルブ内部に残った水分が凍る時の体積膨張で金属の鋳物だって簡単に割れてしまう。以前もキッチンの蛇口の根本のL字の配管部分を同じ理由で割ってしまったことがあるからこれで2度目……の不始末。根本的な配管の構造をもっと理解して水抜きをしないといけない(と、前にも同じ宣言をした記憶あり)
そんな訳で初日はバルブを割り、そして3日目の朝、今度は蛇口から水が出てこない、お湯の方の蛇口からは出てくるが、明け方マイナス16℃まで下がった夜中蛇口を少し開けて水を垂らしていれば凍らせることはなかったのにと悔やんでみても水は出てこない……床下に潜って配管の凍っているであろう箇所に温タオルを当てても変化なし。結果昼過ぎになってやっと水が出てきた。配管の断熱材を新たに巻き直して滞在後半に備えよう。 3日目に水道管を凍らせ、野菜も凍らせてしまった、何年通っているんだかまったく……新人のような振る舞いで呆れる。
雪は絶え間なく降り続く
この場所はマイナス10℃を下回ると空気感が変わる、同じ極低温でも雪国のような湿った雪でない事がせめてもの救い積もっても踏み跡さえなければホウキではくと現れるデッキの木部は乾いたまま。だから初期除雪はブロアで吹くと乾いたままでキレイになる、まるで砂を吹き飛ばしている感じ。
寒さとは関係ないだろうが滞在初日からルーターが壊れてWiFiが確立しないので、佐久の電気屋にルーターの在庫があるらしいので久しぶりに佐久まで出掛け、帰りに国道沿いにあるステーキ屋で肉ランチしてデッキに戻った。 滞在後半はネット環境も復活、水道も細く開けて凍らせずに快適に過ごす。
白樺2本、クリの木1本の伐採、解体も今回は夫婦2人で共同作業、女の力でもいるといないのとでは作業効率に雲泥の差があるカミさんの助けがありがたいマイナス12℃の森の中、これからもこの調子でお願いします。
今年初めての川上村
毎年の年初めに伐採作業をしているけど正月休みでブヨブヨとした体内の不燃物が一気に吹き飛ぶ素晴らしい爽快感。これで良し。今年は怪我をしないように過ごしたい。
(小林)